これからの、企業とアートの関わり方
Artsyというオークション・ギャラリー・フェア・コラム等、幅広く最新のアート事情を発信しているサイトで、興味深い記事を見つけた。
『ミレニアム世代は、企業のアートコレクションの位置づけを変えている』という内容。
How Millennials Are Changing Corporate Art Collections
長年、企業とアートについて研究をしているShirley Reiff Howarthさんの言葉が印象的。
“Instead, companies are moving into integrated programs that try to educate the employees and build a context, perhaps by collecting on thematic grounds. And they’re partnering with local arts communities.”
最近の企業は、コレクションとしてアート作品を部屋の壁に飾って楽しむのではなく、アートを社員の教育のみならず、地域や外部とのコミュニケーションのツールとして活用している、らしい。
例えば、Googleはネット上で「Art@Google」 というプラットフォームを提供している。
パートナーの美術館(ロンドンのTATE、NYのメトロポリタン等)が持つコレクションを高画質で鑑賞出来たり、作品のもつストーリーを他言語で読む事ができる。
Googleという巨大ネット企業ならではの社会貢献につながる取組みと言えると思う。
日本の企業でも、ZOZOTOWN代表の前澤友さんがバスキアの作品を約62.4億円で落札したり、「earth music&ecology」で有名な株式会社ストライプインターナショナルの石川康晴さんが、石川コレクションを岡山の地域活性化の一端として街中で展示したり、若い方々の動きから目が話せない。
引用元:http://www.ishikawafoundation.org/project/
自身で会社を始めてみた身としては、コレクションを扱える様になり、地域貢献もできる程に会社が成長するなんて、本当に素敵な事だと関心してしまう...
「相当儲からないと無理」と思ってしまうのではなく、小さくてもいいから
こういった活動を出来る様に今から準備&勉強して、近い将来、実践出来る様にしたいな!
今、とっても関心があるのが企業とアート、マーケットでの位置づけ..など。
先程のShirley Reiff Howarthさんに、自身のブログがある様なのでちょっと読んで勉強してみようかと思ってます!(一応紹介)
The Corporate Art Brief | following art and business collaborations
あー、結局全然ブログかかずに(前回5月!)もう2016年も終わりです!
今年は最後にインフルエンザにかかって、健康面ですったもんだでしたが
2017年、気を取り直して最高の年にしたいと思います。
アートに関しては自分の気になる事をどんどん調べてまとめて、という事もしていきたいと思っています。
今年もありがとうございました!皆さま、良いお年を♪